美味しかった反日騒動

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どうしたんだろうか?中国の反日デモは?今日は5・4運動記念日というのに。「暴れろ」とは言うはずもないが、合法的なデモぐらいはやったらどうなのだろうか?中国当局も厳重な警備体制を引いたらしい。それが功を奏したのは間違いないだろうが、反日とはそんなに簡単に鎮火するものだったのか。
そういえば、テレビで反日活動のリーダーとか言う人物がインタビューを受けていた。彼は「デモが起こるか、起こらないかはわからない」と言っていた。ふてぶてしい態度ともとれたが、それを聞いて「ああ、これは終わったな」と思った。
今回の反日破壊行動が官製のものだったか自発的なものだったかは分からない。(私は多分に官製だと思っているが・・・)しかし、5月4日に何もないと言うのはどうしたことだろうか。たとえば、わが国で言えば護憲団体が前日まで「9条を守れ!」とアピールしながら、肝心の憲法記念日に集会を開かなかったらどうだろうか。活動の弱体化をさらすことになるだろう。(野球で言えばオープン戦でガンガン打っていた選手が開幕戦からいきなり2軍落ちしていたようなものか:笑)

このまま4日は平穏に終わるだろう。中国政府は、自作自演であるなしに関わらず「ちゃんとデモを抑えこめました」と世界に上出来ぶりをアピールするだろう。根っからの純粋反日運動家は消化不良を感じざるを得ないだろう。(まあ、連中もしたたかな政府の術策に踊らされたのだろうが・・・)

下手な騒乱は返って権力側を利することになる。魏の曹爽が宦官と結んで国を掌握したが、これは司馬イ(仲達)の想定内のクーデターだった。しばらく病気と偽っていた司馬イは油断しきった曹爽派に再度クーデターを起こし、完全に政権を掌握してしまった。これのことが魏王朝の終焉へのプロローグになっていった。

今回の反日騒動。私には大掛かりな茶番劇のように見えるが、中国政府はまた国家権力強化に成功したことは間違いないのではないか。
by garyoan | 2005-05-04 19:01 | 今を生きる三国志
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