カルト集団と陰謀

Excite エキサイト : スポーツニュース
c0024167_60812.jpg 北朝鮮が国際サッカー連盟(FIFA)の裁定に不満を漏らしている。まあ、そのことくらいは予想通りだ。北朝鮮は平壌での日本戦に日本人サポーターがやって来て外貨を落として行ってくれることを大いに期待していたわけだから、第三国での開催は『一種の経済制裁』となるわけで、たいへん結構なことだと思う。
 ところで、「処分の背景に日本の関与があるのではないかとの疑問も提示した」と言うところには失笑した。グループ、団体がカルト化しているかどうかは、自分の意にそぐわない出来事は全て反対派の陰謀であると断定するかどうかでわかる。
 今回の北朝鮮の反応は自らが国家カルトだと改めて宣言したようなものだ。「悪いのは全部日本、日本の陰謀だ」そんなことで世界は納得しない。しかし、カルト内部のマインド・コントロールされている連中はまんまと信じ込む。おまけにカルトは正しいのは自分たちだけで外部は全て敵だと教え込んでいるので、ますます内部の結束は強くなる。
 ここらの手法は宗教カルトも同様だ。オウムがまさにそうだった。外部の陰謀で強化された結束のなかできわまった危機感が何を生んだか考えて欲しい。
 われらがモルモン教(笑)もそうである。唯一真の宗教は自派だけであり、この世の終わりの日まで迫害を受け続けると言ってきた。さんざん外部の陰謀を利用した挙句に合衆国政府との戦争ということになってしまった。(このこと自体、信者には正しく教えていない)
もっとも最近は森孝一氏が指摘するようにアメリカの「見えざる国教」のひとつに同化し、外部が全て敵だとは言えなくなって来た。そこで、過去の悪事は全て脱会者・反モルモンのでっち上げか自作自演ということになっている。仮想敵国を作って自己正当化しているわけだ。
 話しはもどって、今回の北朝鮮の反応をばかげた言いがかりと笑って済ますのも一法であろうが、馬鹿馬鹿しい言いがかりが乱発されるほどカルト内部では突発的な動きが生まれる可能性があると言うことも考えておかないといけない。
by garyoan | 2005-05-07 07:05 | モルモン教
<< 岡崎被告の死刑確定 謹啓 中共政府殿 >>