謎の武装集団がティーポット信仰カルト教団を攻撃 | Excite エキサイト
日本ではカルト宗教の定義があいまいだとつくづく思う。 定義できない諸事情(特に政治的な)があると言うことはうよくお分かりだと思う。 このティーポット教団(?)の教義は大変奇矯なもののようだが、果たしてカルトか? 教義が変っているだけがカルトの要因ではない。「いわしの頭も信心から」と言う。別にいわしを信心しようと、ティーポットをご神体にしようと、A級戦犯を神祀りしようと、それだけでカルトにはならない。 カルト宗教とは現在では破壊的カルトと同義だ。日本脱カルト協会などもこの見解に立つ。 このティーポット教団(スカイ・キングダム)の教祖が「自分はあらゆる宗教の王だと発言」した程度では人は不快かもしれないがどうしようもない。ただ、王として「他国を制圧せよ」と命じて毒ガスを製造したり、武装したりすると間違いなくカルトである。 いや、そこまでいかなくても、信者に悪質なマインドコントロールをかけて信徒個々に、精神的、経済的、損傷を加えればカルトであろう。 われらがモルモン教もまさにこれに当る。 この教団も記事によれは以下のようにある。 しかしイスラム教勢力が強力な北東部にある州の宗教担当局は、この教団が逸脱しているとして強硬的な態度を取り、非合法化を決定したところだった。 宗教担当局は今月上旬にコミューンを強制捜査し21人の信者を拘留したが、アヤ・ピンは逮捕を免れていた。 一定のカルト宗教の要件は満たしていたのだろう。 しかし、マレーシア政府はカルト宗教は早速に非合法集団と認定できることに驚いた。わが国に比べて進歩的な面があるのではないだろうか。 わが国が解散命令を出したのは唯一オウム真理教だけだった。(それも名前を変えて活動中)何か問題を起こすだろうと心配されていたパナウエーブも当初捕まったのは「車庫とばし」をしたという道交法違反だった。結局、その後パナウエーブ信者から死者が出てしまった。 何でも法で取り締まれとは言わないが、何がカルト宗教かと言うコンセンサスは必要だろう、それを越えた時には如何に対応するのかははっきりさせないといけない。
by garyoan
| 2005-07-19 20:37
| モルモン教
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