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氷ノ山プチ遭難(?)ヒッチハイク その1

前の日曜日(8/7)に登って来た。土曜日は友人の商談が神鍋であったため、半分付き合いで同行、神鍋のホテルで一泊。Jリーグ、ビッセル神戸選手団と同宿。
今回はその友人(A君)とふたりでの山行きだ。私よりずっと若いのだが、どうも山登りなどする雰囲気ではないので、事前に「大丈夫?」と確認すると、「僕、学生時代はワンゲルでしたから」という。見かけによらないものだと、ちょっと反省と安心。ところが、A君、慌てて家を出てきたものだから、「山登り用のズボンを忘れた」という。商談があったので、後はスーツのズボンがあるだけ。私の車の中にトレーニング用の短パンがあるので、それを貸すことにした。

日曜の朝は7時30分頃ホテルを出て、氷ノ山山麓親水公園に車で向う。途中、コンビニで朝食と昼食を購入。A君は飲料を買っていた。
神鍋から登山口までは意外と遠く、45分ほどかかった。トイレに行き、入山書を記入して、いざ出発という段になり、A君。
 「弁当、持って行きます?」
と、尋ねてくる。どうやら昼までに戻ってこれると思っていたようだ。
 「いや、上で食べることになるで」
と答えると、コンビニの袋のまま、持って来る。
 「え?ザックは??」
 「そんなの持って来てませんよ」
と、屈託なく笑うA君。
みれば、500mlのペットボトルの氷晶とか言うジュースを持っているだけだ。
 「ええ?水分、それだけ?」
 「ええ。歩いているうちに良い具合に溶けますわ」
まあ、水は私のほうが多めに持って来ているので、大丈夫だと思い、弁当を入れる用に巾着袋を貸してあげた。そうしてようやく登山開始かと思いきや、A君今度は上半身裸だ。 「上・・・。着るものは?」
 「あります。あります。腰に巻いてるんですわ。いやあ久しぶりやから、しっかり体を焼いとこうと思いましてね」

なんか波乱含みの幕開けである。

今回のコースはもっともスタンダードな親水公園から氷ノ山越、山頂まで縦走。神大ヒュッテを経由して東尾根を下山するものだ。8時30分登山をはじめる。
登山口からキャンプ場を抜けると本格的な山道となる。

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いくつかの滝を見ながら登る。写真は布滝。カメラにすべてが収まらない。長く落ちる美しい滝だ。

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段々ときつい登りになるが、A君がどれほど歩けるのか全く分からないので、ペース配分がわからない。。というか、若いだけに速い。それでいて、私を立ててくれて律儀に後ろからついてくるわけで、相当気を使う。

さてどうなるやら(続く)
by garyoan | 2005-08-09 23:45 | 私はやせる
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