利用するのか、されるのか

「北朝鮮」が選挙に影響も 6カ国協議、今週再開で
断片的な言葉とサプライズで命脈を保って来た小泉体制だが、ここに来てジョーカーがちらつきだした。
北朝鮮にすれば、小泉体制は与し易い相手であろう。ポスト小泉が誰であれ、現在よりも強硬になるのは間違いない。同じ自民党政権でも一気に安倍晋三まで若返ってしまうと最悪の状況になる。
選挙の動向をにらみながら、北朝鮮が小泉に助け舟を出すことになるのではないだろうか。かといって、拉致被害者の返還や問題解決に直結するレベルのものではなく、謝罪的声明を出すとか、拉致問題について話し合う用意をほのめかすという程度のものだろうが。しかしもし、選挙で小泉総理が窮地に追い込まれていれば、これは絶好の恩を売るチャンスになる。
記事では

拉致問題に進展がない場合、これまで北朝鮮への経済制裁発動を求めてきた拉致被害者家族会などは、発動に慎重姿勢を保つ小泉純一郎首相への批判を強めるのは必至。さらに同会側は「拉致問題を重要争点として議員を選んでほしい」と同問題を争点化する声を高め、成果を上げられない政府、与党は不利な戦いを強いられかねない。

と小泉首相サイドにとって悲観的な見方であるが、北朝鮮がそんなヘタを打つことはないだろう。選挙をチャンスと捉えて旨みを引き出そうとするだろうし、なんでもありの小泉総理はこれに乗るだろう。そして一発逆転を引き出すだろうし、この可能性は高いと思う。まさかとは思うが、選挙期間中に平壌電撃訪問などやりかねないのでないか。

そして、北朝鮮は恩を売った見返りに拉致問題の本当の解決はどんどん先送りしてしまうだろうし、見返りに所謂『人道援助』を受けることもうけるのではないだろうか。そうなったら、本当にいやな日本になってしまう。
by garyoan | 2005-08-28 18:42 | 酔郷から
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