紀泉アルプス、俎石山から大福山を登って来た。今日は午後から雨の予報だったので、家を早くに出て昼までに下山する計画で、午前5時半には家を出て、コンビニで水と弁当を調達して出発。
サンヒル阪南の奥に駐車場がある。そこに車を置いて登山開始。 尾根筋を辿って行くのだが、四等三角点までずっとコンクリート舗装。そこからようやく山道らしくなる。ルートも分かりやすく快適な道だ。 平日、しかも早朝ということで、全くひとけはない。静かな山行だ。ところが、ルート上のところどころに黒いウンコが落ちている。腐葉土を乱雑に踏み荒らした跡もある。 「これって・・・。イノシシの痕?」 おっかなびっくりである。 やがて、キャンプ場との分岐に至る。ベンチがあって、見晴らしも良い。 雨が降るまでの勝負なので、先を急ぐ。ここからは、さしたる登りもなく、歩みも速くなる。 俎石山の北峰(展望所)に到着。 標高417mとは思えない展望だ。曇り空のため、大阪湾、関空アイランドはよく見えないが阪南地域の展望はすばらしい。しかし、山をえぐりとって無理に造成している宅地などもあからさまに見えてしまう。これは全く興醒め。ここで大休止、「黒棒1本」と「チョコレートひとかけ」を摂る。 山頂を越えてそのまま大福山に。 大福山へは雑木林と痩せた尾根を辿ってすぐだった。 山頂には弁財天がお祭りしてある。ここからの展望も悪くない。でも、やはり魅力は道中と山頂の静けさである。 このまま、和歌山方面に抜けるルートも楽しそうだが、私は駐車場へ来たルートを戻る事にする。時間は10時過ぎ。曇っているが、雨の気配は遠い。ゆっくり下山すことにする。 俎石山を越えてしばらく行った辺りで、左側(大阪側)のヤブががさがさざわめく。「何かいる?」そう思ったとたん、子犬ぐらいのイノイシが5mほど前に出てきた。 びっくりしたが、本能的に胸ポケットのデジカメに手が行った。ところが、こっちの気配に気がついたのだろう。ヤブに戻ってしまった。なおもヤブはざわめいている。親イノシシがいるのだろう。立ち止まって、そちらの方にカメラを向けると、ブフッと威嚇的な泣き声がした。 姿は見えないが親イノシシが怒っているのだろう。一目散で走る。 幸い追っかけては来なかった。しかし、子イノシシは結構かわいかった。 そんなわけでなんとか無事下山。 帰りに岸和田の「だんぢりの湯」に寄る。これは次項にて。
by garyoan
| 2005-11-11 21:29
| 私はやせる
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