ステーク会長に公開質問状

c0024167_6231532.jpg先にブログ開設でモルモン教団から脅しを受けた方が先日、モルモンの教区の代表者(モルモン教ではステーク会長と言う)から面接を受けられた。

私たちはこの面接に合わせて、今回の問題について、教団の考えを聞こうと言うことで「公開質問状」を作成、ブログ開設者さん(Mr.BIG氏)から、面接時に手渡してもらった。以下がその全文であるが、一部伏字とした。

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             質問並びに申し入れ書

**ステーク会長 **様

                             勇気と真実の会

冠省
当方はモルモン教脱会者ネットワーク勇気と真実の会です。当会は
今回のMr.BIG氏(原文では本名)のブログ閉鎖問題について、貴職
に対して以下の通りの質問と申し入れを行います。本状は当会のし
かるべきインターネット上にて公開致します。貴職に置かれまして
は、回答を要する件には本状受領後15日を期限として、書面にてMr.
BIG氏気付けで回答を求めるものです。回答は同様にインターネット
上にて公開いたします。また、回答なき場合は回答できなかったも
のとしてその旨を公表いたします。

質問

1)今回問題とされたウエッブブログ「Mr.BIGの信仰日記」のいか
  なる内容が貴教団の宗紀評議会を開いて処罰を検討する原因に
  なったのか。その明瞭なる理由を述べられたい。
2)当該ブログは自主的に閉鎖されたが、それを持ってしても(Mr.
  BIGさんの本名)氏の信条、信教が変化するものではない。
  それは問題ないのか?また、今後も氏の信条、信教に対して圧
  力、あるいはそれに類する行為を継続するのか?
3)貴教団はカルト宗教団体として問題を持ちながらも、信教の自
  由の元、容認されている。しかし、その一方で貴教団は同様の
  基本的人権である表現の自由を宗教の名によって抑圧する。こ
  の点について、貴職は矛盾を感じないのか?また、良心に痛み
  を感じないのか?
4)モルモン教批判系インターネットサイトへのアクセス、インタ
  ーネット掲示板への投稿も貴教団の宗紀評議会召還の理由にな
  ると言う。既に当会とその関連サイトには多数のモルモン教徒
  がアクセスしている。当会の保有するこれらのアクセス者、掲
  示板投稿者の情報を貴職に提供すれば、貴教団はそれらを厳正
  に処罰するのか?もし、しないのであるなら、今回のMr.BIG氏
  への干渉は不当、不公正なものであろう。

申し入れ

1)宗紀評議会召還で善良な会員を恫喝する余裕を以って、むしろ、
  脱会者希望者に対する対応を誠意を持って迅速に行うこと。
2)今回のMr.BIG氏へのブログ閉鎖せよとの圧力は、未だモルモン
  教義を信じる家族に大きな悲しみを与えることになった。しか
  し、これは家族が悲しむ事を想定し、それによって氏が要求を
  飲まざるを得ない状況にするための卑劣な脅しであった。今後
  は誰に対してであれ、かかる非道徳的行為は厳に謹んでいただ
  きたい。被害のあるところ、当会はあらゆる手段をもってこれ
  に対応して行く所存であるので、銘記されたい。

以上、質問と申し入れを行った。
2005/11/30 勇気と真実の会 運営委員会


*-*-*-*-*-*

質問状は面接時11月30日に手渡され、Mr.BIG氏は回答を求めたが、ステーク会長は質問状は読むが回答は拒否する旨を述べた。
その理由は以下の通りである。

1)回答をすると言うことはステーク会長という要職にあるものが反モルモン団体とかかわりを持つことになるので出来ない。
2)回答をするとそれが、教会を代表する見解になってしまうのでできない。


と言う2点であった。

質問者が反モルモン団体であるから答えないと言うのは全くおかしな話である。反モルモンでなくても今回の事件には同様の疑問と憤りを持つだろう。質問の内容は一切関係ないのである。ステーク会長はこう言いたいのである。

「この種の質問者は全て反モルモンだ」

つまり、批判的内容のブログへの対応と今回の質問状への反応とは同じなのである。教団に都合の悪いものは断固反対する。しかし、相手によって処し方は違う。弱い立場のものに対しては脅したりなだめたり手練手管を尽くす。団体など一定の力のある相手には詭弁を言い訳で徹底的に逃避する。

また、教区の責任者(大体複数の市町村を管轄する、モルモン教の市長のようなものだ)が教団を代表する見解を述べれないというのもおかしな話しである。いわば「丁稚の使い」なのである。いや、丁稚の方がまだましである。この丁稚さんは厳しい質問に関しては「答えられない」というが、その一方で批判者には「宗教裁判に引っ張り出して、破門して、来世の救いを奪う」と言う強権を持っているからだ。

信者の自由な批判、意見表明、信条吐露に対して問答無用で宗教裁判と言う圧力を加え、信教の自由を持って信者を擁護する質問や申し入れは反対者と言うだけで無視する。こんな者を信仰者と言うことは出来ない。どこでも良い、他の宗教団体と比較してみれば良い。地域指導者とは言えこんななめちゃくちゃな指導者を持つ宗教はない。

今後もこの種の問題には厳しく対応して行こうと思う。なにもこのステーク会長ひとりに限ったことではないからだ。そして、ひとりでも被害者を少なくして行きたいし、未然に防ぎたいと思う。
by garyoan | 2005-12-02 06:38 | モルモン教
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