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琵琶湖就航歌

4/20、近江八幡まで出かける。
湖東は久しぶり。近くに長命寺があることを知り、立ち寄ることにした。
前に一度だけ来た事があった。確か、結婚前250ccのバイクでひとりツーリングして来た。あの時は確か雨がしと降っていた。本堂の軒に降り込められて、静けさに浸った思い出がある。
今日は良い天気。長命寺方向を湖岸から見晴るかす。

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琵琶湖就航歌の歌詞が浮かぶ。

 西国十番 長命寺
 汚れの現世 遠く去りて
 黄金の波に いざ漕がん
 語れ我が友 熱き心

おんぼろ四輪車で九十九折を登って、山門に至る。
以前から不思議だったのだが、就航歌では「西国十番」と歌われているが、実際は三十一番と言うこと。
境内に進む。懐かしいというよりもほとんど初めての感覚だ。ただ、木立に囲まれて静かなことだけが変わらないようだ。
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正直、歳をとったと思う。その間、どれほどの経験をつんだと言うのだろう。現世に浸って、今日も煩悩はやまない。
それならそうでみんな引き受けて生活するしかない。
そう思って、煩悩の街へ帰る。
by garyoan | 2006-04-21 16:07 | 酔郷から
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