2005年 07月 11日 ( 2 )

比良廃屋めぐり(2)

c0024167_14101784.jpg釈迦岳までは軽快に歩ける縦走路だ。送電線に平行して歩く。ところどころ鉄塔に出会う。昔もそうだった。ロッジやロープウエイがなくなったのに必要なのだろうかとふと思う。途中、両手に登山用ステッキを持った男性とすれ違う。この日初めての「人間」である。
c0024167_14105167.jpg

挨拶を交わしてしばらく歩き、釈迦岳に到着。そろそろ、雨の気配が強い。

c0024167_14112216.jpg

弁当を食べて、大休止をと思っていると、降り始める。まだ、10時前だ。寄る年波で下りでの足の負担がつらいので、ゆっくり休みたかったのだが、本降りは避けたいので。下山を始める。
慌てず丁寧に足元を決めて降りて行くつもりだが、時々軽くすべる。転がっている塗れた枝がクセモノだ。

ロープウエイしゃかだけ駅跡に到着。駅には入れないが、トイレは使用可なので使わせてもらう。駅の写真を撮ろうとしたとき、10人ほどの若い男女混同パーティー登って来た。「え~。今から登るのかぁ」と思った。時間は10時半。上の方では本降りになったのではないだろうか。パーティが休憩を取ったため写真は撮れなかった。
ここからリフトのコースの下を歩く。

c0024167_14114991.jpg

リフトの設備は撤去されていないで、停まったままである。動いていないのが、不思議と言うか、せっかくあるのにもったいないとも思う。
雨が激しくなるなか、無事下山。リフトの駅周辺のトイレもコインロッカーも閉鎖されてしまっている。「長年のご愛顧ありがとうございました」の看板がさびしい。
路線バスも廃止されたそうである。なにもそこまでやめてしまわなくても良いのにとも思う。朝は気にならなかったが、イン谷口の出会い小屋もこの時間になっても閉まったままだった。この小屋も閉鎖されたのだろうか?だとしたらますますさびしい話しだ。

雨はいよいよ本降りだ。ぬれた体を車のシートに押し付けて、一路比良とぴあへ。
c0024167_1412863.jpg

600円の温泉で、汗を流す。温泉施設としてはサウナや露天風呂程度の簡単なものだが、泉質はなかなか良かった。
これからも何度か比良には来るが、その都度お世話になるだろう。
by garyoan | 2005-07-11 01:09 | 私はやせる

比良廃屋めぐり(1)

c0024167_13401187.jpg7月に入っていきなり梅雨らしくなってしまった。7月8日は休みを取っていたので、どこかに登りに行こうと考えていた。関西地方はの予報では午後から雨。京都、滋賀なら午後3時ごろから雨ということで、早朝から昼過ぎまでの行程で比良の前峰、堂満岳に登りに行った。
午前5時過ぎ家を出て、イン谷口に着いたのが、6時30分。正面口から登り始めようとしたが、ルートに考えていた「青ガレ」が落石多発で登らないようにとの警告があったため。予定を釈迦岳に変更する。大山口からカモシカ台を越えてダケ道、北比良峠に出るオーソドックスなコースだ。
天候はいつ降り始めてもおかしくないような曇り。既に展望はあきらめている。
。テープを頼りにルートをたどるのだが、以外にテープも少ない。ルートを自分で拾うようにして登る歩きはじめるのが楽しい。
もちろん、ひとけはゼロ。ガスも深く、既に夕方のようだ。そこに鳥の声、風の音、神秘的な雰囲気である。
ほぼコースタイム通りでカモシカ台に到着。日々の運動の成果か楽に登ってこれた。
c0024167_13411614.jpg

小休止で北比良峠に向う。もちろん途中で展望は、全くなかった。峠手前で神じの滝からのルートと合流。ずいぶん昔のことだが、このルートを2度登ったことがある。比良では難ルートと言われるルートで初めの時は迷って藪をこいでロープウエイ駅直下に出たことがある。若かったとは言え無茶をしたものだ。次はちゃんとルートを辿って登りきった。懐かしく思い出される。
c0024167_13413732.jpg

写真は神じの滝ルートからの出会い。最後は鎖場だ。

北比良峠からはここが1000m近い場所かと思うほど平らなルート。
元ロープウエイ山上駅に至る。
c0024167_13415433.jpg

駅前のケルンのモニュメント。これも懐かしい。昔勤めていた職場の山岳部の山行のときここで、昼食をした事を思いだす。そのときこのケルンの周りは本格的な登山の姿をした人たちや、大学のワンゲル部、ロープウエイで上がって来たピクニックの家族連れなどでごった返していた。それが、全くの無人である。
比良ロッジの前を通って釈迦岳を目指す。比良ロッジも閉鎖されているが、窓の向こうにはまだ、誰かが霧のせいで停滞しているのではないかと思える。比良には何度も来たが、天気が良かったことは少ない。雨に降り込められてここで暖を取ったことも懐かしい。もう、永遠に復旧しないのだろうか?
しかし、分けの分からないハイカー連中が来て山が荒らされるのもイヤだ。そう思うと気分は複雑である。

比良明神にお参りするころから、風が強く、ガスも粒になってくるように感じる。9時少し過ぎだが、先を急ぐことにする。
c0024167_13423884.jpg

比良明神境内の野仏
by garyoan | 2005-07-11 00:31 | 私はやせる