2006年 03月 11日 ( 1 )

チャーチルとモルモン幹部

c0024167_224943100.jpg東京新聞の2/14の記事から

 「スコッチ」の名が世界でウイスキーの代名詞となり、小さな街にもパブ(居酒屋)が根を張るお国柄だけに、英国には政治家と酒をめぐる話は少なくない。第二次大戦の戦中、戦後、強い指導力を発揮したチャーチル元首相も、ウイスキーのソーダ割りにシャンパン、ブランデーを好んだ。逸話も強烈だ。
 飲酒に厳しいモルモン教の幹部に招かれた席でのこと。幹部が「酒はカモシカのけりと毒蛇の牙とを結びつけるもの」と“狂い水”の魔力を指摘した。元首相はこれに対し、「生まれてこの方、私が探し続けているのは、まさにそういう飲み物だ」と言ってのけた。


チャーチルらしい豪快な言葉だ。
もっともモルモン教禁酒もいい加減なもので、教団のはじめのころ、まじめに禁酒禁煙をしていたのは末端信者だけで、幹部連中は酒もタバコも楽しんでいた。
いつの間にか禁欲的な宗教団体と言うイメージが行き渡ったが、それはむしろ最近のことだ。
モルモン教はとっても現世利益的な宗教だ。ユタ発のマルチビジネスの多さがそれを物語っている。
モルモン教が禁欲的になったのは、アメリカ式の保守的キリスト教の同化しようとしたからだ。なぜ、保守的キリスト教同化の道を選んだのかは、それがもっとも利権に近いからだ。
この世の利得を求めて、禁欲路線を取るという矛盾、底の浅さが三流宗教の証明だ。
by garyoan | 2006-03-11 22:49 | モルモン教