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六甲東尾根縦走(2)

六甲山頂へは舗装路なのだが、こうしたものは何とかならないものかと思う。観光客大事と言うのも分かるが、歩いて来た者にとってはやっぱり興ざめでもある。
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山頂着。このあたりはすごい樹氷だ。後で出会った常連の方に聞いたのだが六甲でこれだけの樹氷は珍しいという。昨日の雨と今日の強風の賜物なのだろう。

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ただ、メンバーと出会った昼ごろからはどんどん溶けて来ていた。早発ちしたのが正解だった。
山頂のやや外れたところにケルンがあった。「日本スピンドル山岳部」のケルンだ。どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、昨年のJR西の脱線事故の際、真っ先に現場に駆けつけて救助活動を行った会社だ。「そうか山岳部があるのか」と思うとなんとなくうれしくなった。
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別の記事の通り、山頂からやや下ったところで昼食。体は温まったが指先はすっかり冷え込んだ。待ち合わせのガーデンテラス方面に向かう。途中、桜並木と見まがう氷花の満開。

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ガーデンテラス到着が午前11時ごろ。この後は先日書いたとおり、野点を楽しむことになる。
by garyoan | 2006-03-05 15:57 | 私はやせる

六甲東尾根縦走(1)

2月27日宝塚から東六甲縦走路を歩いて、六甲山頂、ガーデンテラス、有馬へ抜けた。大変充実した山行だった。
別の日に書いたとおりで、ハイキングサークルの仲間とガーデンテラス付近で落ち合う段取りにしていた。予定時間が12時。逆算して、阪急電車の始発に乗るしかないということで、タクシーの手配で一日間違いがあったのも、26日に書いた。
27日は午前5時40分には宝塚に着。真っ暗な中、カードラジオを聞きながら、甲子園大学方向に歩き始める。いきなり急坂の舗装路だ。ラジオで日の出は6時30分頃と言う。ちょうど、舗装路を抜ける頃、明るくなるようだ。
あせらずに「塩尾寺」への坂を登って行くと、展望所に出る。宝塚市内を見下ろせる。ここで、カメラの「夜景モード」の練習。
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コースタイムどおりで塩尾寺着。周囲も明るくなる。7時前、普段なら「おはよう朝日」を見ている時間。ここから山道に入る。待ち合わせまで5時間。長いような、短いような。

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とにかくすごい風だ。あまり着込むのは好きではないので、とにかく動き続けることにする。道は道標も多く分かりやすく、よく踏まれている。行程は長いが特にキツイ場所はない。上りったり下ったりの尾根歩きが好きな私には風の強さ以外は爽快そのもの。
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縦走路を抜けて車道に出る。宝塚から12km。待ち合わせ時刻までにも余裕もある。
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ほっとしていると、後から登ってくる人と出会う。
なんと、マラソンをしている人だ。先発した私を走って追い抜いて行かれた。
山頂手前の一軒茶屋から舗装路を詰めて山頂へ。
 (続く)
by garyoan | 2006-03-05 11:04 | 私はやせる

六甲山上野点

2/27の六甲山山行は、私は宝塚から東尾根を縦走して山頂を経て、六甲山上でケーブルカーで登って来るハイキングサークルの仲間と出会う計画だった。
一足先に到着したので、十国展望台跡からメンバーの携帯に電話、留守番であったので到着済みメッセージを留守番に入れる。

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十国展望台跡から天文通信館を望む

六甲ガーデンテラスまで下りて、カフェレストランに入ってドリンクバーで、コーヒーを飲み暖を取る。眼下には神戸の町、神戸空港、瀬戸内海が広がる。縦走して来た感激がひしひし。

間もなく、仲間も到着。ガーデンテラスの本当のテラスの吹きさらしの中で一同は昼食。記念撮影の後、寒風と絶景の中、野点。コンロで湯を沸かして、モンベル社のアウトドア野点セットで立てる。お手前は茶道歴10年、ブランク**年の師匠。
結構なお手前で一同感激。(本人のご承諾があったので、写真をアップ)
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神戸空港の全景を見ながら、茶を楽しんだのは、私らが最初だろう。
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しばしの休憩の後、有馬は太閤の湯めざして下山開始。
by garyoan | 2006-03-04 18:10 | 私はやせる

大阪駅11番ホーム

Yと言う友人がいた。ほとんど酒が原因で若くで死んでしまったのだが、とっても世話になった友人だった。酒だけでなく、仕事も出来た。女性にももてた。
いろんなところを飲み歩いたものだが、Yの家族は私とYとはもっとたくさん飲み歩いていたことになっている。要するにアリバイに使われたのだ。まあ、ほとんどばれていたそうだが。
いろんな店やシチュエーションで飲んだが、一番印象に残っているのが、JR大阪駅の11番(確か)ホームだ。
ブルートレインの発車するホームなのだが、そこでブルートレインと旅立つ人たちを眺めながら、缶ビールやカップ酒、弁当サンドイッチ、乾き物を売店で調達しながら飲むわけだ。
ちょっと惨めだが。安くはつくし、終電に遅れることはない。なにより、旅情を感じれた。「今度の休み、信州にでも行くわ」「じゃ。俺は白浜に」とか実現不能の思い付きで盛り上がる。
ところが、ご機嫌な精神状態の時ばかりではないもので、メランコリーな時はこの11番ホームは危険だ。ある時、酔っ払って「今からこれに乗るわ。仕事も今日で辞め」などと言ってしまったことがある。冗談抜きだった。Yの方も「ほんま、乗ってしまえたら良いですねえ」としみじみ話したことがあった。急性の失踪願望?

結局、理性が勝って今も私はここにいるわけだが、Yの方は別の方法で逝ってしまった。

このワインは トスカーナの碧い空

 ―見たこともないくせに
彼女が笑う

辻邦生のフレーズだ 小説の

なあ このボトルが空になったら
どこかへ 行ってしまわないか

JR大阪駅の11番線
僕とYとはブルートレインをながめながら
あてどなくビールを飲んでいたんだ

あれ乗ったら人生全部リセットだって
笑い話をしながら

そんなYは逝ってしまった
勝手な人生にお似合いだね

 ―生きてることって まんま旅よ
わかったような慰め 嫌な女だ

そうだ ワインがあいたら 結局
行き着く先は 君の部屋だからね
by garyoan | 2006-03-01 01:17 | 酔郷から