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米子へ出張(?) その3

  あいにくの雨模様で大山登山はあきらめたが、あちこちをドライブして、皆生温泉のホテルに到着して、一風呂浴びる頃には雨も上がっていた。ホテル目の前の海岸線、遊歩道を散歩に出かけた。皆生温泉は日本のトライアスロン発生の地だそうで、記念のモニュメントが立っている。遊歩道を見るからにトライアスリートのかっこうをした人がジョギングしている。地元の人のウォーキング。浜辺では犬の散歩や魚釣り。
 浜辺に下りて振り返ると、大山がその名の通り大きい。向こうは雨なのだろう、色彩はなく、輪郭が浮かぶ。モノクロームの姿が荘厳さをましている。
 
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右大山、左が孝霊山

 大山の景色を堪能した後、部屋にもどり、灯りもテレビもつけず、窓から海を眺める。日中はあいにくの天気で左手に境港、美保関がおぼろに見えていたのが、暮れなずんで行くと泊まり灯が浮かび上がり、海岸線が明瞭になって行く。
 ただ、眺めながら、例の目玉親父の酒を飲む。結局、飲みつくしてしまったことはその1に書いた通り。
 すっかり暮れてしまってから夕食。そこでも飲んでしまい。汗を落とさずにそのまま寝てしまった。

 翌日は現世にもどって朝一番から米子で仕事。まっすぐ大阪にもどってまた、仕事。
 疲れを取るために自宅近くの日帰り温泉に行こうかと、まじめに考えた。
# by garyoan | 2006-06-29 03:39 | 酔郷から

米子へ出張(?) その2

 「その1」で紹介した酒だが、肝心のことを書き忘れた。
 造っているのは「千代むすび」酒造と言う境港の酒造。
 こちらのサイトに。
 鬼太郎とねずみ男の商品写真もある。
 境港では「妖怪そっくりコンテスト」もあるそうだ。
 それと、「境港妖怪ジャズフェスティバル2006」と言うイベントも、参加ミュージシャンは「お祭り好きの陽気な妖怪」とのこと。こじつけっぽいが、なんか面白い。
 
# by garyoan | 2006-06-27 07:58 | 酔郷から

米子へ出張(?) その1

 米子に行ってきた。先方のご都合で、26日の朝一番とのご希望であったので、前日からそっちらに向かうこととした。25日早朝に車で出て、大山に登ってやろうと思った。しかし、この季節、何度どこを見ても予報は雨である。大山の観光協会に電話しても、「25日は止めた方が良い。皆生温泉にでも行きなさい」と言われてしまった。
 登山はあきらめて下から見上げることにした。
 途中、ぶらぶらと立ち寄って、ついででも大山の登山口は確認。まあこれでいつ来ても大丈夫だろう。登山口にはものすごく大きな駐車場がある。こんなので良いのか?
 皆生温泉のホテルにチェックイン。海岸を歩いたり、暮れ行く日本海を眺めたり、贅沢な時間を過ごすが、それはまた別項で。
 で、ホテルのお土産物店で見つけた酒。
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 境港の水木しげるワールドがこちらまで出張して来てくれているのだ。私は写真の通り目玉親父を購入。他に鬼太郎、ねずみ男の3種類があった。2,100円。酒自体は、普通の上撰レベルだそうで、「容器代ですよ。お土産と考えて購入してください」と売店の責任者もはっきりと言う。それも気に入った。
 少しだけ飲んで、ほとんどは持って変えるつもりが、部屋夜の海を見ながら、しっかり、全部あけてしまった。
# by garyoan | 2006-06-26 21:30 | 酔郷から

たこぼうずもなか

 貝塚は林泉宝堂(はやしほうせんどう)のたこぼうずもなかを買って来た。
 あんこはたっぷり。でも、甘みは上品で大変結構でした。
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 値段もお手ごろ。
 貝塚のこの店にしか売っていないとのこと。
 近くに立ち寄った際は是非試してほしい。
# by garyoan | 2006-06-24 13:41 | 酔郷から

やおい考

やおい考_c0024167_22415810.jpg モルモン教に対する活動をしているとさまざまな人権問題にぶつかる。そのひとつが同性愛問題だ。モルモン教が同性愛を差別していることは既に私も述べたし、有名だ。私たちの脱会モルモンの仲間うちでも同性愛の問題はよく議論される。
 同性愛をどのように受け止めるかはさまざまな意見があるのは事実だろう。しかし、モルモン教の脱会にとってそれはまじめに受け止められていなければならないことは間違いない。現実、脱会者やシンパシーには同性愛者が実在する。

 この際、カミングアウトするが、私の親族にも同性愛者がいる。同性愛とどう向き合うのか、理解するのか。大きな宿題が課せられている。

 そんな私にとって大変ショックな出来事が以前にあった。それは私たちの反モルモン活動の仲間のひとりに、所謂「やおい」の作者がいたのだ。そのインターネットサイトを発見したのはほとんど偶然だった。作品に何気なく目を通した時の嫌悪感を私は忘れる事が出来ない。同性愛に対する偏見と誤解、揶揄と侮蔑に充満しており、これがともに同性愛を語り合って来た(少なくともその議論を聞いてきたはずの)人物の書くもものとは到底思えなかった。また、この人物は私の親族についても知りうる立場だった。嫌悪の次に私を襲ってきたのは脱力、そして、怒りと悲しみだった。
 単に無理解なマニアがおもしろおかしくやっていることなら、放置しておけば済むことだ。ところが、この人物は我々の中にいるのだ。厳重な抗議を行ったところ、そのサイトは即日に閉鎖された。
 
 その後、さすがに「やおい」は卒業したようである。理由には創作の基盤となる漫画の連載が終了したこともあるようだ。しかし、現在に至るまで、本人からは一切の釈明も行われていない。本人も何食わぬ顔で、「モルモンとは」を発言し続けている。以前にまして多弁である。私には、どうしても単に興味が移っただけにしか見えない。鼻白む想いでそれを傍観している。

 ところで、私にはどうして「やおい」なのか理解不能だ。いったいどんな人たちどんな世代の人たちががこの世界にはまっているのだろう。ネットの情報によれば多数が女性であると言う。若年層なのだろうか?思春期のころには、私も想像をたくましくして、ノートにたわいもなく、また、あらぬことを書き綴った経験はある。しかし、そうでもないようだ。私と同世代の人たちまでもがはまっているという。若いからかまわないということでもないが、見識あるべき世代が参加するにはあまりにも酷い世界だと、私は思う。
# by garyoan | 2006-06-20 22:42 | モルモン教