![]() 知識不足な点を指摘させてもらおう。ブリガム・ヤングの時代、アフリカ系人種との結婚(というよりも性交渉をすること自体)が血の贖罪の対象だった。わかりやすく言えばポアされたのだ。高橋弘論文を読んでないのか?『信仰が人を殺すとき』にも詳述されているよ。だから「破門に相当する罪」というのは間違いだ。 「それが今では黒人(こうした言い方はやめてアフリカ系といおうよ)も神権を受けれるようになった」と。そうした当たり前にも至っていないことを取り上げて、君は無邪気に「教義も進歩している」と言う。これには失笑した。 君は反モルモンが神聖な聖餐会をぶち壊したと憤っているが、このこと自体をもう一度説明しておこう。モルモン教の宣教師が女性信者をレイプした。被害者は教団にその解決を望んでいたが、教団は無視し続けたため「勇気と真実の会」に援助を要請してきた。会が対応しても無視し続けたため、日曜日に教会に言って監督と話をしただけだ。監督は副監督に聖餐会を任せて、被害者側に謝罪をした。(これも結局口だけだったが)。聖餐会はいつもどおりに行われた。何の問題があるのかな?君にとっては、女性が宣教師にレイプされるという性犯罪を解決することよりも日曜日にパンと水をつまむことの方が大切なようだ。それが血の通った人間だろうか? 君にとっては脱会者が神殿名を公開することも不快なようだ。信仰を失った人間にとっては無価値であり、むしろ精神的に有害なものをどう扱おうと自由だろう。「聖徒の道」を「聖徒の未知」、「リアホナ」を「アナホリ」ともじるのも同様に自由だ。大体、リアホナなどは存在しないものじゃないか。それをごたいそうに何を言っているのだろう。 君は脱会者に対して「他の宗派に行っても不満分子になる」と決め付けるが、そうした根拠のない言いがかりはたとえ内輪の話しの中でも止めた方が良い。 「反モルモンがモルモン教団の解体をもくろんでいる」と君はまるで陰謀があるかのように言うが、これも正しくはない。モルモン教義は既に崩壊しているんだ。教団はそれを隠すが、われわれはそれを周知させているに過ぎない。 しかし、君が「勇気と真実の会」が一枚岩ではないと言った言葉には爆笑した。その根拠を問われて君は「脱会の理由が様々だから」と答えていた。なんだ、結局、モルモン教には多種多様な問題があると言うことだったのか。それから、脱会者が皆「会」に入るわけでもないし、入る必要もない。モルモンの量りで世の中を見てはいけない。 それから「るう」のことをさんざん話題にのせておいて、旗色が悪くなると「無縁です」とは何だろうね。そんないい加減なことだと君こそ「孤立無援」になってしまわないか。私には既にそんな感じがするが。 しかし、まあ、われわれにすれば、君のようなモルモン教徒を見て世間の人が「モルモン教はおかしな宗教」との認識を持ってくれることはありがたいことだ。また、脱会した人々も君の言動を見て「やめてよかった」と思っているだろう。その点は君には感謝する。
by garyoan
| 2005-05-22 15:12
| モルモン教
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