<追悼施設>山崎拓氏、「靖国神社に代わるもの」難しい
山崎さん。まあ、正直なんだが、それがあなたの政治家の限界を見せてますねえ。 まず、政治家としての現実論 「靖国問題で提案されている新たな追悼施設について『自民党内 の抵抗が激しく郵政よりも難しい。小泉純一郎首相の任期中に 施設はできるまでいかないと思う』否定的な見方を示した。」 で、それ続けて 「分祀を神社に求めるのは無理だ」 と言う、政教分離の原則論 結局、「私には打つ手はありません」と言っているわけだ。 でも、このやり取りではっきり分かることがある。 ヤスクニを特定の宗教団体と認め信教の自由による宗教活動を認め、A戦犯の合祀も宗教活動の自由の範疇としている。 しかし、その反面、ヤスクニ参拝政治家連中には靖国神社はどこにでもある普通の神社と同様の扱いで、参拝などは特別な宗教活動ではないと言うのである。(そういえば小泉総理は正月に靖国神社に参拝し『初詣だ』ととぼけていた) また、機会に応じて述べて行こうと思うが、ヤスクニは世間の民間信仰レベルの「神社」ではない。神道でも異端的な特殊な教義体系をもった『カルト宗教』だ。ヤスクニに参拝し、玉ぐし料を払い、その宗教儀式を受けることは、紛れもなくヤスクニ信者ということだ。あるいはヤスクニの求道者である。 常識から考えて特定の宗教団体に戦没者慰霊を任せて良いわけがない。ましてやその教団の慰霊の意味は常識とはかけ離れている。 超宗教宗派的施設の建設が先に伸びても致し方ないとしても、特定宗教団体への加担は直ちに中止すべきだろう。
by garyoan
| 2005-06-06 01:01
| 酔郷から
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