平行線の追悼施設構想 小泉首相は消極姿勢
どうもこの首相には論理的思考というものがないようだ。 まあ、だから最初は分かりやすいというイメージが生まれたのだが・・・。 政治家としてのみならず、トップとしての論理を通した説得をする能力が欠如しているのである。首相は堂々とこう言う。 「追悼施設が仮に建設されたとしても、靖国神社に代わるべき施設ではない」と。 待って欲しい、首相は岡田代表の質問に「首相の職務としてではなく、わたしの信条から発している参拝に他の国が干渉すべきではないと思っている。心の問題だ」と言い放っている。 首相はヤスクニを追悼施設ではなく、宗教団体の聖所として、神のいますところとして、認めているということではなかったのか? もとより、ヤスクニはたんなる一つの宗教団体にしか過ぎない。神社と言う施設はその宗教団体の儀式を執行する設備に過ぎない。追悼施設ではない。 もし、靖国神社を追悼施設とする法的政治的見解があるなら示して欲しい。 明らかに違憲であろう。 靖国神社に替わる追悼施設と言う言い方自身がおかしい。追悼施設自体が今までなかったのだから。 また靖国神社や日本遺族会が追悼施設建設反対を訴えるのも自由だが、追悼施設は信教を超えて国民全体が平和を祈念できる場である。これに反対し、追悼の名の元ヤスクニへの帰依を要求することも違憲ではないのか?
by garyoan
| 2005-06-13 22:33
| 酔郷から
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