10月28日峰床山と八丁平に出かけた。そろそろ八丁平の紅葉も見ごろとおもったのだ。名神京都東ICを降りて、湖西道路から鯖街道(R367)を北上。梅ノ木から久多に入った。途中道に迷ったが、無事久多の漁協に到着。9時20分頃から登り始める。
最初は長い林道をひたすらたんたんと歩く。ウオーミングアップにはちょうど良い。 林道が沢を渡るあたりで、登山道が発見。鯖街道の看板がぶら下がっている。今では自動車の往来する国道を鯖街道と呼んでいるが、元は決まったルートなどなく日本海側と京都とを幾多の商人が独自で北山の峠を繋いで歩いていたのだろう。この道も鯖街道のひとつなのだろう。 急な上りは最初の取り付きだけだ。直ぐに歩きやすい傾斜のつづら折になった。 杉の森を行く。足元は落ち葉で一杯だ。踏みしめながら行くと、植林帯が終わってブナ等の雑木が現れ、周囲も明るくなる。残念なことに紅葉にはまだ早いようだ。色づいている木立は少ないが、十分楽しく歩かせて貰う。 つづら折れが終わると、オグロ坂峠に出る。まっすぐ北に乗り越すと八丁平、鯖街道としてはこのルートなのだろう。ここから西に峰床山の尾根筋に入る。 ここからは「歩かせて貰う」と書いたことがもっとふさわしい。登ると言うよりも奥へ奥へ、山の懐に導かれて行くようだ。社交ダンスを踊るようだ。 適度なアップダウンを繰り返しながら、自然に頂上に到着。12時を少し越えたぐらい。昼食を取る。 ここから南に下りて八丁平を目指す。 やはり紅葉はまだ早いようだが、ここから先は本当にすばらしい。途中、熊笹の草原が出現。映画「十戒」のように熊笹を中を抜けた。 八丁平はまさに深山に遊ぶ気分だ。エレガントと言う表現がふさわしい。京都北山にコアなファンが多い理由もわかる気がする。これで紅葉が盛りであったならどれだけ感動的だろうか。今回は北から入山したが、西の花背から長いアプローチを取ったなら、又違った感動があっただろうと思えた。 オグロ坂峠に戻って、峠の地蔵に挨拶。 ここからは久多への道を戻った。 帰りは健全な方の雄琴温泉の「あがりゃんせ」で入浴、無事帰宅。
by garyoan
| 2006-11-03 07:48
| 私はやせる
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